ちゃたろう —戦いの記録—

飼っている猫が突然死にかけ、そして救われた話

#35 8/18(金) 退院後はじめての通院

■退院翌日(8/17)の状況

1日の大半をお気に入りの椅子の上で昼寝か毛繕いしている。

夜になると少しだけ活動する感じ。

元気が良い……とはいえない状態だ。

 

4種の薬は大好物のとろーりシーバに混ぜるも、少し残してしまった。

薬という名の異物が入っていることにどうやら気付き始めたようだ。

薬は確実に飲ませる必要があるので、このように残されてしまうと厳しい。残った分を他の食事に混ぜるも当然食べてはくれなかった。

 

うんちは2回した。

おしっこの量が多いのが気になる。

 

 

■8/18(金) 1回目の通院

退院から2日後。

 

主な実施項目: 身体検査血液検査点滴(注射)

 

黄疸(TBIL)とPCV(貧血)の数値

TBIL = 1.6

PCV = 22

 

食欲と元気はないものの、改善傾向で一安心。

 

 

脱水症状ぎみ、という指摘を受けた。

どうやら退院時から少々脱水ぎみだったとのこと。

ステロイドの副作用でおしっこがたくさん出てしまい、飲んだ水の量と収支が合わないのが原因

元気がない、食欲がないのも脱水症状が原因の可能性もある(もちろん長い入院生活の疲れもある)

 

元気と食欲が回復しないようなら点滴が必要と言われた。

2日に1回が目安となり、注射で一時的に貯めておき、徐々に浸透するタイプが良いと。

これはわざわざこの病院に来ずとも、かかりつけの病院で実施して貰えばOKとのことだ。

食欲と元気が回復すれば不要なので、この週末は様子見となった。

 

薬の投与について相談した。

昨日、大好物に混ぜても薬を避けるように残してしまったからだ。

 

オブラートかカプセルに包んでから、MediBallなどに入れるのが良いと勧められた。

匂いで薬の判別をしているので、一旦オブラートなりカプセルで匂いをシャットアウトさせてしまう作戦だ。

オブラートはセルロース、カプセルはゼラチンが成分のもので、人間用でもOKとのこと。

 

薬は小さな粒状だが、粉々にしてふりかけのようにして与えたいと相談したところ、粉々にしてしまうとロスがあるので、なるべくなら粒状のままあげて欲しいと言われてしまった。

 

今回からステロイドの量は減るようだ。

そして食欲増進剤(塗り薬)が処方された

一番良いのはご飯をしっかり食べて元気になることだから。

 

初めての通院の費用は45,620円だった。

入院費用で金銭感覚が麻痺しているものの、なかなかに高額だ。

毎回このくらいを目安にしておいた方がいいだろう。

 

次回の通院は、1週間後の 8/25(金)となった。

といっても、この週末で食欲と元気が回復しないようなら、点滴を打つ必要があるので、こちらの病院なりかかりつけに行く必要がある。