ちゃたろう —戦いの記録—

飼っている猫が突然死にかけ、そして救われた話

#33 8/16(水) 退院

遂にちゃたろうの退院の日がやってきた。

 

キャリーケースへ

 

ちゃたろうは久しぶりのキャリーケースへ。
2週間近くの入院だったが、なんとキャリーケースは病院が預かってくれていた。

おかげで退院の日にキャリーケースを持っていくのを忘れるという悲劇を回避できた。

 

どうぶつの総合病院に連れて行った時の死にかけの状態を考えると、元気な姿で戻ってくることは信じられないくらいだ。

 

本日の黄疸(TBIL)と貧血(PCV)の数値は

 

TBIL=2.1

PCV=18

 

食べてはいるが体重が増えないのが気になるとのこと(体重平均の1.5倍は食べる)

 

薬は4種類(抗生剤x2、ステロイド、筋力補助)を家で与える必要がある。

粉にしているので、MediBallという投薬だんごに入れて与えると良いとのアドバイスを受けた。

これでご飯と一緒に薬を与えることができる。

 

抜糸もしたとのこと。

お腹の毛がごっそり刈られている

痩せてしまっていることもあって、なかなかに痛々しい姿だ。

傷口は塞がっているが、毛繕いで舐めないように注意とのことだ。

 

少し分かりづらいが、お腹の毛がごっそりない写真がこちら(家に帰ってきてからすぐにお気に入りの椅子で寝ている様子を激写)

お腹の毛がごっそりない

 

退院後、1回目の通院は明後日となった。

 

そして入院費用の支払いとなる。

8/10に138万円ほどの支払いをしている

本日は8/10から今日までの分の支払いとなる。

 

お値段は、19万7100円

 

どうぶつの総合病院さんへの入院から退院までの総額は、

 

158万3410円

 

となった。

 

先生への質問と回答をメモしておく。

 

Q.食事はどうすれば? 低脂肪のものが良いと以前言われたが教えて欲しい

療法食を与える

入院中はアイディーを食べていた

 

 

Q.胆管の拡張が治らないことの影響は? また治るまでにどのくらいかかるか?

特になし

治るまでは数年単位となる

 

 

輸血を提供してくれたスタッフさんに重ね重ねお礼を伝えて欲しいとお願いしておいた。

 

さて、帰ってきてからのちゃたろうの状態を書いておく。

  • 食欲があり、水もよく飲む
  • うんちは綺麗な一本グソをした(今まで見たことがない)
  • 全然吐かない
  • 帰ってきてすぐにしたのはトイレ
  • 家の中をとにかく歩き回る
  • いつも乗っていたケースの上に乗ることができなかった(ジャンプ失敗)
  • 撫でてもゴロゴロはまだ言わない

 

ここ2年近くは吐くことが当たり前だったのに、全く吐く素振りがない。

まるで体を新しく取り替えたような感触を受けた。

あるいは10歳くらい若返ったか。

頻繁に吐いていたのは、徐々に胆管が詰まっていたからだったのかもしれない。

 

運動能力と体力が落ちてしまっているのか、いつも乗っていたケースに乗ることができない姿は可哀想だった。

ジャンプ失敗する姿を初めて見たかもしれない。

 

 

【今日のまとめ】

  • 退院
  • 薬は4種

 

 

おまけ画像

完成



 

 

side: ちゃたろう

みなさん、お久しぶりニャ。

あまりにも久しぶりすぎて、ボクが主役であることを忘れちゃってる人もいるんじゃないかニャ?

 

というわけで、無事に退院することができたのニャ。

わあ、パチパチパチパチ♪

 

随分と痩せてしまったし、お腹・あご・腕の毛がなくなってしまったのニャ……

手も黄色く汚れてしまってるのニャ。何なのにゃこれは……

 

でも、すっかり元気になったのでこれから時間をかけて回復していくニャ。

主人はボクに良いものを食べさせればいいのニャ。

頑張ったご褒美に、昔大好物だったものが食べたいニャ。食べたいのニャ!

 

主人を含め、家族のみんなには心配をかけてしまったのニャ。

共に戦ってくれて本当にありがとうなのニャ。

 

無事に退院はしたものの、通院がしばらく続くので、お話はもう少しだけ続くのニャ。

まだまだよろしくお願いしますなのニャ。