ちゃたろう —戦いの記録—

飼っている猫が突然死にかけ、そして救われた話

#32 8/15(火) 退院が決定

今日は退院決定の連絡が先生からある予定だ。

今日中には連絡をするとのことだったが、待てども待てども連絡は来ず……

 

とうとう19時半を過ぎてしまったので、明日の退院は無理かもしれない。

いや、もしかすると、ちゃたろうの容態がまた悪化したのかもしれない……

などと思っていると、先生から連絡があった。

 

先ずはいつもの黄疸(TBIL)と貧血(PCV)の数値について。

 

TBIL = 2.1

PCV = 18

 

TBILは更に改善傾向となった。

 

食欲がかなりあり、今夜から鼻のチューブを外すとのこと(今まではこのチューブから食事を流し込んでいた)

手術で切ったお腹の抜糸も行うようだ。

 

そして……

明日の退院が決定した。

 

退院後は内科にバトンタッチとなる。戻ると言ったほうが適切か。

そして通院は必要になるとのこと。

 

胆管内のゼリー状のものだが、かなり減ったようだ。

ステロイドで炎症を抑えつつ、上手く流せたのだ。

 

胆管出口の詰まりに関しては不明

画像ではハッキリと見ることができなかったようだ。

ただし、現在のTBILの改善傾向を考えれば、致命的な詰まりにはなってないだろうとの判断。

今は安心しつつ、当面は様子見となる。

 

胆管の拡張はまだ戻ってない

幅が2〜3mmの胆管に7.4mmの巨大な胆石が詰まっていたことで広がってしまったのだ。

胆石を取り除いてもすぐには戻らないと言われていたが、いつ戻るものなのだろうか。

残念ながらこの日は聞きそびれてしまった。

 

退院後、家では薬を飲ませる必要がある。

現在は粉状小さな粒状の薬を与えており、ちゅ〜るに混ぜることで上手く与えられているみたいなので、同じ戦法を使いたいと思う。

ステロイドはしばらく使う必要があり、いつ減らし、やめるかは今後の課題となった。

なるべくなら早めに切り上げたいとのことだ。

 

いよいよ、ちゃたろうが元気な姿で帰ってくるんだなと。

いつ死んでもおかしくなかった状態。

かかりつけ医からは明日までもたないかもしれないとさえ言われていた。

そんなちゃたろうが元気な姿で戻ってきてくれるのだ。

 

約2週間の戦い。

展開があまりにも早いので、1日が短く感じることがほとんどだった。

しかし心配事が増えると1日は非常に長く感じた。

そんな不思議な時間の流れの2週間だった。

 

明日、ちゃたろうが帰ってくる。

本当に楽しみだ。

 

【今日のまとめ】

  • 明日の退院が決定
  • TBILは改善が続く
  • 胆管内のゼリー状のものはかなり減った
  • 胆管の拡張はまだ戻らず