ちゃたろう —戦いの記録—

飼っている猫が突然死にかけ、そして救われた話

#02 7/19(水) 異変

この日は大量に吐いてしまった
吐く回数が明らかにおかしかったので、種類と回数をメモしておく。

 

固形: 2回
胃液: 10回
ドロ: 2回

 

上記の吐いた種類については補足が必要だろう。

 

■固形
勢いよく食べてしまった後、餌をほぼそのままの形で吐いてしまう
猫にはあるあるなやつだ

 

■胃液
空腹時に吐いてしまう
黄色の液体

 

■ドロ
これは私が勝手に命名したものなので説明が必要だろう
2年ほど前から吐くようになった、固形とも胃液とも違うものだ
上記2つの中間くらいの形状と言えば良いだろうか
茶色っぽく、水分もわりと多いのが特徴だ

 

更に追記事項として、ドロを吐くようになったこと、体重減少について書いておきたい。

 

先にも書いたが、このドロは2年ほど前から吐くようになり、異常を感じたのでかかりつけ医に相談はしたものの、特に重要視されることもなく現在に至る感じだ。

 

このドロを吐くようになってからだろうか。
体重も減少傾向となってしまった。

 

かかりつけ医には体重管理をしっかりして、これ以上は減らさないようにと厳しく言われるものの、半年に1回の検査時にはどうしても体重が減ってしまうことが2年ほど続いた。

 

こちらとしても食事の量を減らしたつもりもなく、いつも通りあげているのだが、せっかく食べてもドロを吐いてしまうことが多く、体重の増加に繋がっていないような感じだ。

 

手を変え品を変え、食事をあげる工夫はするものの、この2年間はどうしても体重を増やすことはできなかった(わずかに増えた時もあったが、それまでの減少を考えると……)

 

そして検査の度に「これ以上、体重は減らさないように」と、厳しく言われてしまう。
これより数年前は「これ以上、体重を増やさないように」と言われていたのに、物の見事に逆になってしまったのだ。

 

ここ2年の体重の変化をメモしておく。

 

2021年3月: 4.0kg
2021年9月: 3.9kg
2022年3月: 3.5kg
2022年9月: 3.6kg
2023年3月: 3.3kg

 

ちなみに1番体重があったのは5歳の時(2014年)で、4.9kgだった。
このとき「5kgはいっちゃダメだよ」と言われていた。

 

体重の減少が気になり、食事の種類を変えたりもしたが、ドロを吐くことは改善しなかった。

 

1年に2回ほど血液検査を実施しているが、基本的に全データ異常無し

たまに腎臓や膵臓の数値が少し悪いことがあったものの、次の検査時には正常に戻っているような感じだ。

 

——話を戻そう。
1ヶ月ほど前からだろうか。たくさん吐く日が何日かあった。

大体10日に1回くらいのペースだ。

 

しかしそれらのたくさん吐く日と比べても、今日の吐き方は異常だったのだ。

 

そもそも胃液を10回というのが初めてのことだ。

食欲はあまりなさそうなものの、ご飯はそれなりに食べている。

にも関わらず、胃液をこれだけの回数吐いてしまっているのが不思議でならない。

空腹ではないと思うのだ。

 

今までと比べて異常性はあるものの、今日もたまにやってくる大量に吐く日なのだろうと思い、この日は様子見することにした

 


side: ちゃたろう

どうだったかニャ?

何か分かった名探偵はいるかニャ?

流石にまだ情報が足りないようなので、引き続き主人には味気ない文体で語ってもらうことにするのニャ。

 

そういえば数日ほど前だけど、ドロのゲロを主人の革靴にぶちまけたのニャ

最初は表面に向かって、続いて靴の中にも左右平等にぶちまけるスペシャルコンボをかましたのニャ。


吐くのにちょうど良さそうな穴だったから仕方ないのニャ。
数分後に主人の悲鳴が聞こえたような気がするけど……知らんのニャ。

 

そうそう。かかりつけ医の先生はボクのことをとっても気に入ってくれていて、「カワイイから写真撮らせてね」と言って、ボクのことをバチバチ撮ってたこともあったのニャ。
主人の書き方だと、厳しそうな先生に聞こえてしまうかもしれないけど、優しくてとってもいい先生なことを補足しておくニャ。